「新しい耳」シェーンベルク・シリーズで唯一シェーンベルクを演奏しない公演がありました!
HISASHIx廻 由美子「カバレット!笑いと抵抗の文化・ホランダーと林光」です!
シェーンベルクをはじめ、ホロコーストを逃れてアメリカに行ったたくさんのミュージシャンの中にホランダーもいました。
ベルリン20年代のキャバレー文化の中心にいた作曲家です。
今、大人気のドイツのTVドラマ・シリーズ「バビロン・ベルリン」に「ホランダー」というキャバレーが出てくるのですが、もしかしてあのホランダー?
そこはわかりませんが、ホランダーがキャバレーを経営していたのは確かです。なんかワクワクしますね。
そして、東京の60年代は学生運動渦巻く激動の時代でした。アヴァンギャルドな演劇が盛んな中、クラシック出身の林光は、自ら「ソング」と呼んだ歌曲を演劇のためにたくさん書いています。
ジャズ・ヴォーカルのHISASHIは、若者の持って行き場のないエネルギー、やるせなさ、挫折、などが、滲み出てくるような林光の「ソング」を見事に表現しました!
その公演レポートが「新しい耳」サイト内、mimi-newsに掲載されました!
https://www.atarashii-mimi.com/post/schoenberg22
廻 由美子 オフィシャルサイト